自己愛性パーソナリティ障害との混沌的恋愛

このブログは、一時期自己愛性人格障害の方と不都合な恋愛関係にあった私がつづった実体験ブログです。複雑な事情から恋愛関係になったものの、初めて出会った自己愛性人格障害の方とのかかわり方に相当心身をすり減らした体験から、おお、もはやこれは小説が書けるレベルである!と振り切れるまでに至り、この形で発信することにしました。まさかもしかして、、という同じような方が身近にいる方の何かの気づき、心の癒しに繋がればうれしいです。

祝!ターゲットは君に決まり♥(そして地獄が始まった)

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皆様こんにちは。

 

手始めに自己愛人格障害のY様との出会いから、つらつらとつづっていきます。

 

Y様と出会ったのはおよそ2年前。

私は出産した後主人が精神的に病んでしまい、当時2歳になろうという子供の世話をしながら

何とか仕事復帰をするために、ある国の機関にパートとして雇われることになりました。

 

そこにいたのがY様です。

パート初日、部屋に入るなり変なオーラの人が一人いるな~なんやあの人

 

とおもったのがまさに彼でした。

彼はとある大手企業から出向という形でそこに来ていました。

 

いま思うと、たまたま彼の出向元の企業が私の古巣であったこと(しかも事業部も同じ)、

学生時代に住んでいた駅(かなり辺鄙な駅)が同じであったこと、そのほか共通点が

とても多かったことから親近感を特別もってしまったことは否めません。

 

当時私は主人がここには書けないほどの大事を起こし、離婚を見据えて

経済的に自立する為毎日を必死で過ごしておりました。

 

なので、どこかで”誰か助けてくれる人が欲しい!”と強く思っていました。

 

ここがまさにターゲットにされるおいしい要素だったんですね。

なぜか時折会話するうちに、Y様と仲良くなっていった私。

始めは小さい子供がいて年齢も近く、同じ企業出身とのことでまともに話が分かりそうな

この人なら、知り合いでもないし相談に乗ってもらえそう、という軽い気持ちで

相談を持ち掛けました。

 

結果的に、いわゆる世間でいうところのW不倫という間柄になっていきました。

上にも書いた通り彼も、家庭をもっていたんですね。

しかも当時10か月のお子さんがいました。

私もどうかしていたんですね。不倫のふの字さえ嫌悪していたわたしが

こんな形で踏み入れてしまった道。

 

しかも人格異常である人と後ほどわかる厄介な方と。

 

ともあれ、以上がY様との馴れ初めです。

でもいま思い返すと、確かにこのころからその片鱗はあったように思います。

以下の言動ですね。

 

【気になる言動】

私「なんで結婚したんですか?」→情だな。ただの。

俺、お風呂とか子供いれてるよ→当たり前やん。しかも聞いてないのに。

俺はK大学の理系なんだよね→聞いてないが、不覚にも’へーすごい!’と言ってしまった私。

俺、このあと2時間空いてるんだよね~→こちらに誘わせるような誘導。

あの子あたまいいんだよ、京都大学なの→自分以上のスペックの人の話しかしなかった。

見える部分の処理は早いし、完璧にこなすが、見えない部分の私が管理する出勤表には

まったく着手しなかった→怒るひともいなければ、気づくのも私だけなので見くびっていた。

俺は〇日〇時空いてるよ→〇日に会わない?という形をとらない。自分の思いを悟られたくない

 

でも、この程度であれば

シャイな人なのかな~

男性は褒めてもらいたがりも多いしな。

 

位で済むかと思います。

私もそうでした。

 

それが、どんどんと。

「あれ。なんか会うのがしんどい」

「会いたくないのに、会わないといけない気がする」

「着信が来た、でなきゃ!」

 

そんなこれまでの私ではありえない心理状況になっていきました。

今でも不思議です。かつての恋愛でもこんな心境にはなったことがありませんでした。

 

それでも

それは私がそれだけ彼を好きなのだ、

という錯覚にとらわれていたんですね。

 

今思うと、毎回毎回のモラルハラスメント

徐々に低下していった自尊心がもはや彼なしでは

彼の要望に叶う存在にならなければ

 

もう私が寄りかかるものが無くなるのだと

 

そう思い込むまでになっていたんです。

依存だったんでしょう。

 

事実、私は実家とは絶縁、まだ言葉を話さない幼子を抱え

配偶者は精神を病み、明日さえも真っ暗な

 

そんな人生に感じていましたので

親身に相談に乗ってくれ、かつ時に厳しい(いま考えるとただのモラハラ!)言葉でさえ

心強いと感じる存在でした。

 

そして自己愛性人格障害のターゲットにめでたく(!)

なっていったのでした。