自己愛性パーソナリティ障害との混沌的恋愛

このブログは、一時期自己愛性人格障害の方と不都合な恋愛関係にあった私がつづった実体験ブログです。複雑な事情から恋愛関係になったものの、初めて出会った自己愛性人格障害の方とのかかわり方に相当心身をすり減らした体験から、おお、もはやこれは小説が書けるレベルである!と振り切れるまでに至り、この形で発信することにしました。まさかもしかして、、という同じような方が身近にいる方の何かの気づき、心の癒しに繋がればうれしいです。

Y様のスペック

f:id:lavie_love_humanity:20180613191413j:plain

皆様こんにちは。

 

今日は自己愛性人格障害を患っておられる(あえて上げて表現)Y様のスペックについて。

 

というのも、私ももしかして?と疑問を抱いて

あらゆる書籍やネット情報をさらううちに

自己愛性人格障害の方は関わる人を自分より上か下かで判断すると

随所に書いてあり

 

その一方で

「こんだけ人格崩壊しているのだから人間関係は絶望的、社会的な地位に

つくまでもない」という方のコメントもあれば

 

とある精神科医が書いた書籍には

「その特性が良い面で出るために社会的に上位の地位を築く者も多い」

という表記があったりで

 

さてY様はどうだろうねぇと見た時に

まさに後者のいわゆる’’社会的成功者’の部類に入る方だったわけです。

しかも、容姿もかなり良いほうです。

 

だから私もまんまと引っかかってしまったところもあります。

これだけ大手の企業で、この地位まで上り詰めて、この容姿!

会話できるだけで幸せ、位に当時は感じておりました。

 

【スペック】

身長181センチ

大手上場企業のマネージャー(稼ぎ900万位)

マンションは一等地にタワーマンションを購入、かつ独身時代にもマンションを購入している

運動神経が抜群に良い

有名私大出身(私はそのライバル校出身w)

理系

B型

上に兄下に妹の間っこ

 

これ見ただけだと、モテ要素満載なことが分かるのではないでしょうか。

ただ一つ最初から気づいていたところでは

 

’この人話つまんないな。。しかも誰かが言った言葉真似して言ってるだけじゃん”

 

という話のつまらなさはありました。

でも、これって自己愛性人格障害の方を見抜くポイントにもなりました。

 

 

とあるサイトで

「自己愛性~の方は、自分が良いと思った他者の言動、格言をさも自分の言葉のように

引用する」

という特徴があると書いてあったからです。その通り。

こういう方はたまにいるのでこれだけで自己愛性人格障害と決めつけるのは

無理がありますが。

 

とはいえ彼らが何故そうするかといえば

その言葉をいうことで相手からどう見られるか(どれだけ素晴らしい人にみられるか)を

計算していて

 

話をしている相手のマインドコントロールをかけるためなんだそう。

 

 

たまたま私はそういった

他者の言動を借りて話す人をすぐ見抜く癖があったために

 

その点で魅了されることは無かったものの。

 

同時に

「この人は自分の言葉をいつ話してくれるのだろう?

何を恐れて、自分を出さないのだろう?きっと心に寂しさを抱えているんだろうな。」

 

なんてお慰みモードに入っていきました。

そう、私は結構なおせっかい焼きで実は上記のY様のスペックは、

ほぼそっくりそのまま

私の兄の特徴でもありました。

 

その兄も、やはり人格に障害を抱えていて

その生い立ちが今回のY様との関係に耐えうる耐性をつくっていたと思われます。

 

 

 

 

 

 

祝!ターゲットは君に決まり♥(そして地獄が始まった)

f:id:lavie_love_humanity:20180613184646j:plain


皆様こんにちは。

 

手始めに自己愛人格障害のY様との出会いから、つらつらとつづっていきます。

 

Y様と出会ったのはおよそ2年前。

私は出産した後主人が精神的に病んでしまい、当時2歳になろうという子供の世話をしながら

何とか仕事復帰をするために、ある国の機関にパートとして雇われることになりました。

 

そこにいたのがY様です。

パート初日、部屋に入るなり変なオーラの人が一人いるな~なんやあの人

 

とおもったのがまさに彼でした。

彼はとある大手企業から出向という形でそこに来ていました。

 

いま思うと、たまたま彼の出向元の企業が私の古巣であったこと(しかも事業部も同じ)、

学生時代に住んでいた駅(かなり辺鄙な駅)が同じであったこと、そのほか共通点が

とても多かったことから親近感を特別もってしまったことは否めません。

 

当時私は主人がここには書けないほどの大事を起こし、離婚を見据えて

経済的に自立する為毎日を必死で過ごしておりました。

 

なので、どこかで”誰か助けてくれる人が欲しい!”と強く思っていました。

 

ここがまさにターゲットにされるおいしい要素だったんですね。

なぜか時折会話するうちに、Y様と仲良くなっていった私。

始めは小さい子供がいて年齢も近く、同じ企業出身とのことでまともに話が分かりそうな

この人なら、知り合いでもないし相談に乗ってもらえそう、という軽い気持ちで

相談を持ち掛けました。

 

結果的に、いわゆる世間でいうところのW不倫という間柄になっていきました。

上にも書いた通り彼も、家庭をもっていたんですね。

しかも当時10か月のお子さんがいました。

私もどうかしていたんですね。不倫のふの字さえ嫌悪していたわたしが

こんな形で踏み入れてしまった道。

 

しかも人格異常である人と後ほどわかる厄介な方と。

 

ともあれ、以上がY様との馴れ初めです。

でもいま思い返すと、確かにこのころからその片鱗はあったように思います。

以下の言動ですね。

 

【気になる言動】

私「なんで結婚したんですか?」→情だな。ただの。

俺、お風呂とか子供いれてるよ→当たり前やん。しかも聞いてないのに。

俺はK大学の理系なんだよね→聞いてないが、不覚にも’へーすごい!’と言ってしまった私。

俺、このあと2時間空いてるんだよね~→こちらに誘わせるような誘導。

あの子あたまいいんだよ、京都大学なの→自分以上のスペックの人の話しかしなかった。

見える部分の処理は早いし、完璧にこなすが、見えない部分の私が管理する出勤表には

まったく着手しなかった→怒るひともいなければ、気づくのも私だけなので見くびっていた。

俺は〇日〇時空いてるよ→〇日に会わない?という形をとらない。自分の思いを悟られたくない

 

でも、この程度であれば

シャイな人なのかな~

男性は褒めてもらいたがりも多いしな。

 

位で済むかと思います。

私もそうでした。

 

それが、どんどんと。

「あれ。なんか会うのがしんどい」

「会いたくないのに、会わないといけない気がする」

「着信が来た、でなきゃ!」

 

そんなこれまでの私ではありえない心理状況になっていきました。

今でも不思議です。かつての恋愛でもこんな心境にはなったことがありませんでした。

 

それでも

それは私がそれだけ彼を好きなのだ、

という錯覚にとらわれていたんですね。

 

今思うと、毎回毎回のモラルハラスメント

徐々に低下していった自尊心がもはや彼なしでは

彼の要望に叶う存在にならなければ

 

もう私が寄りかかるものが無くなるのだと

 

そう思い込むまでになっていたんです。

依存だったんでしょう。

 

事実、私は実家とは絶縁、まだ言葉を話さない幼子を抱え

配偶者は精神を病み、明日さえも真っ暗な

 

そんな人生に感じていましたので

親身に相談に乗ってくれ、かつ時に厳しい(いま考えるとただのモラハラ!)言葉でさえ

心強いと感じる存在でした。

 

そして自己愛性人格障害のターゲットにめでたく(!)

なっていったのでした。

 

 

ご挨拶 自己愛との疲労困憊生活へようこそ!

f:id:lavie_love_humanity:20180608103508j:plain

皆様はじめまして。

プロフィールにもある通り、このブログは自己愛性人格障害と思しき相手と恋愛関係になった

筆者の毒と疲労感にまみれた、かつ魅惑的な日常をつづるため開設しました。

 

私自身、一時期境界性パーソナリティ障害をカミングアウトする芸能人が多くあらわれたときに

「へー」

なんてのんきにポテチをぼりぼりしていたのですが

まさか自分がそういったいわゆる人格障害を持ったかたと密に接することになるとは

思ってもおりませんでした。

 

元来の性格からどんな相手も平等に、疑うことなく接してしまう性格が災いし(!)

この度晴れて特殊な人格をもったかたと深い仲になり

 

とてつもないカオスな日常を体験することとなりました。

おかしいな?と思ってネットを叩き。

 

ようやく自己愛性人格障害の方、という認識に落ち着き安心すら覚えた私。

似たような状況の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

正直とても苦しい時期も経験しましたが、もうこれはあいつ(Y様、今後自己愛性人格障害として本ブログで活躍いただく私の恋愛相手)とのボロついた日々をつづることで

皆様に楽しんいただき。

 

かつ、自分自身もこの障害を抱える方の理解を深めるための人生の勉強として

備忘録的につづっていく予定です。

 

どうぞお付き合いくださいませ。